実際どうなんだろう?副作用とか大丈夫かな?
こんな疑問にお答えします。
情報の信頼性
記事を書いている私は、業歴約15年の現役の理容師です
毎月200人以上のお客様を担当、髪のお悩みに向き合っています
100人以上の薄毛の悩みを解決した実績に基づき、情報発信をしています
薄毛治療に効果があると言われている成分「ミノキシジル」。
本当に効果があるのか、副作用はどうなのか、自分の体に直接使用するものだけに気になりますよね。
この記事を読めば、ミノキシジルの効果と副作用に対する理容師の生の声を知ることができます。
ミノキシジルの効果
結論から言うと
「ミノキシジルは血行不良による薄毛には効果があるが、使用を辞めるとまた抜けてくることが多い。副作用としてはフケやかゆみ等の症状が出る場合があり、内服で使用した際には動悸などが発症することもある。」
というのが私の答えです。以下、詳しく説明します。
ミノキシジルの効果と、有効な薄毛のタイプ
私のお客様の中にもミノキシジルを使用されていた方がいらっしゃいましたが、一部のお客様には、実際に髪が生えてきておりました。
薄毛の原因にはいくつかタイプがありますが、私が見てきた限り、ミノキシジルが効果があるのは、血行不良が原因となっているタイプの薄毛です。
それは、元々高血圧の治療薬として開発されたミノキシジルが持っている「血管を拡張し血圧を降下させる効果」が、薄毛の原因となっている血行不良を改善するためだと考えています。
ミノキシジルの副作用
上述の通り、ミノキシジルは元々高血圧の治療薬として開発された成分です。
使用者に多毛症が発症したことを受け、薄毛治療に使用されることになりました。
そんなミノキシジルの副作用としては、外用では、頭皮のかゆみ・かぶれ、フケがたくさん出る等で悩まれるお客様がいらっしゃいました。
また、外用よりも効果が強いということで内服をされている方もいましたが、内服の場合は副作用もより強く、動悸や狭心症、不整脈のような症状が出ている方もいらっしゃいました。
(ちなみに、腎性全身線維症・高カリウム血症・多臓器不全等の重篤な副作用のリスクもある等、循環器系への副作用が強すぎたため、現在ではミノキシジルは血圧の降下剤として使われていないようです。)
ただし…使用を辞めるとまた抜けることが多い
ミノキシジルを使用し効果が見られていた方でも、使用を辞めた途端に髪が抜けてきて、また薄毛に悩まされるというケースは少なくありません。
それは、ミノキシジルの効果があくまでも一時的なものであり、薄毛の原因自体が解決されていないためです。
ミノキシジルの使用だけでは、薄毛の悩みは根本的には解決できないということです。