育毛・発毛 薄毛の原因

「薄毛は遺伝だから対処しようがない」は本当か【現役理容師が解説】

悩める人
「薄毛は遺伝によるものだから対処しても仕方ありません」って聞いたんだけど

自分はもう諦めなきゃいけないのかなぁ…

こんな疑問にお答えします。

 

情報の信頼性

記事を書いている私は、業歴約15年の現役の理容師です

毎月200人以上のお客様を担当、髪のお悩みに向き合っています

100人以上の薄毛の悩みを解決した実績に基づき、情報発信をしています

 

SNSや記事などで、「薄毛は遺伝だから対処のしようがない」といった主旨の情報を見かけることがあります。

育毛関係の本を出されているような著名な方が発信されていることもあるので、「このまま薄毛対策を続けるのは無駄なのか?」「自分の薄毛はもう諦めなきゃいけないのか?」と、不安な気持ちになってしまいますよね。

この記事を読めば、「薄毛は遺伝だから対処しようがない」という情報に対する、現役理容師の生の声を知ることができます。

「薄毛は遺伝だから対処しようがない」は本当か

結論から言うと

「遺伝は薄毛にある程度関わってはくるものの、対処する方法はある」

というのが私の答えです。以下、詳しく説明します。

 

薄毛には先天的な要因(遺伝)と後天的な要因がある

薄毛になる要因には、先天的な要因(遺伝)と、後天的な要因があります。

先天的な要因とは、毛細血管の形や太さ、男性ホルモンの量、骨格といった、体質的なものです。

こちらは、自分の意思で変えることは非常に困難と言えますが、ケアすることは可能です。

後天的な要因とは、食生活や喫煙習慣、姿勢、睡眠時間・環境、運動といった、自分の習慣や行動に関するものです。

こちらは、日々の行動が関係するものですので、意識次第ですぐに変えることができます。

先天的な要因(遺伝)が薄毛に関わることは確かですが、先天的な要因をケアしつつ、後天的な要因を取り除くことで、薄毛には十分対処することができます。

 

先天的な要因(遺伝)をどうやってケアするか

先天的な要因をケアする方法について、いくつか簡単に事例をあげたいと思います。

毛細血管が細い→血流が良くなるような食事を摂る

男性ホルモンが多い→亜鉛やイソフラボンを摂取する

骨格がゆがんでいる→骨格矯正ストレッチ等に取り組む(最近はYouTube等に参考動画がたくさんあります。)

脂腺が多い→ヘマチンの配合されたシャンプーを使う

 

後天的な要因をどうやって取り除くか

続いて、後天的な要因を取り除く方法についても触れたいと思います。

これらと反対の習慣がある場合、薄毛の要因となりますので、お気をつけください。

野菜を多く摂取する→血液がサラサラになり、髪に栄養が届くようになる

タバコを吸う本数を減らす→喫煙による血行不良を防ぐ

正しい姿勢を意識する→肩や首の負担を軽減し、コリからくる血行不良を防ぐ

十分な睡眠時間の確保と自分に合った寝具の選択→睡眠不足や睡眠時の姿勢の崩れからくる髪の栄養不足を防ぐ

継続的に運動する→筋肉がつくことで体全体に栄養が行き渡りやすくなる

 

「薄毛は遺伝」だと諦める必要はない

本記事でお伝えしたものをはじめ、先天的な要因をケアし、後天的な要因を取り除くための方法はたくさんあります。

例え遺伝的には薄毛になりやすいとしても、諦めることなく自ら意識的に行動すれば、自分自身の薄毛は十分にケアすることができるのです。

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Tejina

ハゲ撲滅を目指す理容師ブロガー。 北国で理容師一筋約15年、お客さまの髪のお悩み解決に日々奮闘。育毛・発毛・抜け毛予防に関する生の情報や小ネタなんかを中心に発信していきます。

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